作品紹介
安倍政権下、ナショナリズム、ヘイトスピーチ、改憲潮流など、右傾化著しいといわれる現代日本。
何が一体なぜ起きているかを理解する上で欠かせないのが、「日本会議」と「ネトウヨ」の存在だ。
日本会議は政権を牛耳る黒幕なのか?
日本会議やネトウヨの思想とは何か?
右派の二人だからこそ、ここまで分かる。ここまで言える。
気鋭の論客が、改憲や天皇生前退位問題など喫緊のトピックを語りながら、右派勢力の虚実に鋭く斬り込む!
<目次>
第1部 「日本会議」は政権を牛耳る黒幕なのか?
■実体は弱小団体だが侮ってはいけない理由
■保守とホシュと右翼とネトウヨ
■差別主義と陰謀論しかない「ホシュ」の世界
第2部 右派は本当は9条改正を掲げるのを恐れている
■左右関係なし。「女子供は黙ってろ」が世論の多数派
■日本会議がねらっているのは、9条ではなく24条の改正
■こんなホシュでは9条改憲の決戦に絶対勝てない
第3部 なぜ「今上天皇一代限りの特例法」の結論ありきだったのか?
■本物の保守・右翼が言うべきは「お上の仰るとおりに」の一言
■何が何でも女性天皇を認めたくないネトウヨ界隈
■パフォーマンスで「ホシュ」を喜ばせておく安倍政権
※本書は2017年2月に新春対談として幻冬舎plusに掲載されたものです。