ドイツ大使も納得した、日本が世界で愛される理由
- 発行形態 :単行本
電子書籍 - ページ数:224ページ
- ISBN:9784344027077
- Cコード:0000
- 判型:四六判
作品紹介
「苦行みたいな選挙戦、世界一の魚料理、
私を“乗り鉄"にした鉄道、魅力的なアイドル……
知れば知るほど、この国にハマッてしまった! 」
前ドイツ大使による、軽妙洒脱な比較文化論
2009年~2013年に駐日ドイツ大使を務めた著者は、
日本に留学したこともある大の日本びいき。
在任中のブログ「大使日記」では、日独の違いやこの国の素晴らしさについて
自ら日本語で綴って話題となった。
本書はそのブログの内容を元に、大幅に加筆修正をして再構成。
文化も教育も政治も、日本はなぜ世界中から注目され、尊敬されるのかについて
軽妙な筆致で考察した比較文化論。
「シュタンツェル大使の見た日本は優しく、力強くて、ときどき不思議でもある。
外国からやって来て日本を愛した者同士、私は大きくうなずきながら読んだ。
これまでになかった、軽やかで楽しい日本研究の書」
――ドナルド・キーン氏(日本文学研究者)
「大使もフランス人である私の夫も、なぜこの国の熱烈なファンなのか、
その謎がようやく解けた気がします。
冬の美しさ、心の温かさ、若者のたくましさ……
忘れていた日本の魅力を教えられました」――寺島しのぶ氏(女優)
【内容より】
・大使館にAKB48がやってきた!
・ドイツ人より七年長く働く日本人
・外国人の思う、本当にいい日本語とは
・冬でも素足の女子高生には驚き
・皇太子殿下、二十四年ぶりのご訪独
・実は日本人もドイツ人もパーティー上手
・ドイツ科学を救った日本人
・敗戦国としての日本とドイツ
・隣国と和解するということ
・ドイツ人が胸打たれた日本人の強さ
・震災と原発事故がドイツに与えた影響
・もう一度日本で味わいたいこと……露天風呂、富士登山、ゴールデン街、
新鮮な魚、鉄道、醤油とハイテク、源氏物語、選挙戦、日比谷のダンスホール、
日本の四季と庭の風景、舞踏、桜