探検家の日々本本
定価1,540円(本体1,400円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :単行本
- ページ数:292ページ
- ISBN:9784344027237
- Cコード:0095
- 判型:四六判
この作品は文庫または新装版でもお楽しみいただけます。
作品紹介
山の中で死にそうな目に遭うくらいなら、本を読んでたほうがよっぽどマシである。ノンフィクション作家であり探検家による、痛快、爆笑にして深淵な読書エッセイ。
金原ひとみ『マザーズ』、伊藤計画『ハーモニー』、町田康『告白』、中島京子『小さいおうち』、サマセット・モーム『月と六ペンス』、辻邦生『西行花伝』などの文芸作品から、増田俊成『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』、井田真木子『同性愛者たち』、植村直己『北極圏一万二千キロ』、ジョン・クラカワー『空へ』などの骨太ノンフィクションまで。探検家である著者は、様々な作品を読んで、ひたすら考える。「なぜ、自分は探検をするのか―—」。その答えを必死に模索する様は、時に爆笑を誘うが、大いなる共感も与えてくれる。開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、新田次郎文学賞、講談社ノンフィクション賞などを受賞した、ノンフィクション作家であり探検家による、痛快、爆笑にして深淵な読書エッセイ。