長くなるのでまたにする。
定価1,760円(本体1,600円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :単行本
- ページ数:284ページ
- ISBN:9784344027411
- Cコード:0095
- 判型:四六判
この作品は文庫または新装版でもお楽しみいただけます。
作品紹介
これは全部、本当の話です。
異才の劇作家が見る日常の異次元。緻密な思考と意外な着地点が織りなす、奇妙な笑い。おかしさがじわじわ迫る傑作エッセイ!
鉛筆を削るだけにしか使えない、不器用だけど、小粋な「鉛筆削り」の潔さ、いままで「からだがだるい」経験としたことがない人が考える「だるさの概念」、スイカ割りに100mの助走をつけることを提案する「スイカ割の革命」、久しぶりに会うあの人を「くん付け」か「さん付け」か忘れてしまったときの対処法、固有名詞を思い出せない人が隣にいたとき……。日常に溢れる、答えのない謎、些細な疑問、困惑。じわじわ笑えて、肩の力がすっと抜ける。NHK「ニッポン戦後サブカルチャー史」も話題の演劇界の異才による、真面目におかしい日常の考察。窮屈な世の中だからこそ読みたい、痛快無比な脱力エッセイ。