「芸」と「能」
定価1,430円(本体1,300円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :単行本
- ページ数:208ページ
- ISBN:9784344028395
- Cコード:0095
- 判型:四六判
この作品は文庫または新装版でもお楽しみいただけます。
作品紹介
話芸と文芸、二人の“芸"達者が、
付かず離れず、自由自在に「芸能」を掘る、
掛け合いエッセイ。
「話芸」の達人・清水ミチコと「文芸」の達人・酒井順子が、ユーミン、紅白、モノマネ、歌舞伎、ディズニーランド、ハロウィン、タモリ、森光子……「芸能」のあれこれを縦横無尽に書きまくる、笑えて深い、掛け合いエッセイ。
ユーミンのコンサートには男性同士のカップルが多い。
モノマネとは、文章の世界で言うなら「評論」。
引退表明できるのは、よほどの大物である。
九十歳にならんとして舞台に立つ、森光子さんの気力。
緊張する時は「平常心の自分」のモノマネ。
冬季オリンピックの女子フィギュアは、女の人生の一里塚。
「アナ雪」に見る、「姫」観の変遷。
香川照之さんと立川談春さん、歌舞伎と落語のにらみ合い。
ディズニーランドへ行くと、何かを装着したくなる。
ハロウィン人気を後押しする、ネットおよびSNS。
紅白の美輪明宏さんは、清水さんのモノマネに似すぎていた。
往年のヒット曲を必ず歌ってくれる、大御所演歌歌手。
……etc.