野村のイチロー論
- 発行形態 :単行本
電子書籍 - ページ数:224ページ
- ISBN:9784344032385
- Cコード:0095
- 判型:B6判変型
作品紹介
正直に言う。私はイチローが好きではない。しかし、彼の才能に最初に目をつけたのはこの俺だ。名将がはじめて書いた 天才イチローvs凡人野村 究極の野球人間論【もくじ】第1章 イチローは本当に天才なのか イチローのバッティングを分析する天才とは何か/選球眼ならぬ「選球体」/変化球を待ちながらストレートを打つ/つまらせるのも技術のうち?/イチロー・ルーティーンに意味はあるのか?/努力の天才 ほか第2章 イチローと私「ええ選手やな……」/首脳陣に否定された“振り子打法”/「お手上げです」/イチロー攻略法はあるのか/もしイチローがヤクルトに来ていたら…… ほか第3章 イチローがメジャーに与えた衝撃海を渡ったはじめてのバッター/スモール・ベールボールの復権/ワンバウンドをファールして、「もらった!」/“持っている”男 ほか第4章 イチローの「言葉」を読み解く「結果はあとからついてくるという感覚は、たぶん持てないだろうし、持ちたくもない」「楽しんでやれとよく言われますが、僕にはその意味がわかりません」「僕のなかのスランプの定義というのは、感覚をつかんでいないことです」「初心を忘れないことっていうのは大事ですが、初心でプレーしてはいけないのです」 ほか第5章 イチローはONを超えたのか?首位打者に左バッターが多い理由/イチローが憧れた天才/二代目ONの器だった松井/攻・走・守 すべて超一流はイチローだけ/“人の気”をつかめなかった落合/イチローはONを超えたのか ほか第6章 イチローは変わったかイチローを認めなかった私/フォアボールはつまらない/チームで浮いていたイチロー/マスコミ軽視はファン軽視/原因は仰木に甘やかされたこと/WBCで変わったイチロー ほか