どうしても生きてる
定価1,760円(本体1,600円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :単行本
オーディオブック - ISBN:9784344035164
- Cコード:0093
この作品は文庫または新装版でもお楽しみいただけます。
作品紹介
祐布子が唯一安心感を得られるのは、死亡者のSNSアカウントを特定できた時だ。
『健やかな論理』
妻の妊娠を口実に夢を諦め、仕事に邁進する豊川。だが仕事に誇りを見出せず。
『流転』
派遣、契約、正社員、アルバイト。依里子はまず人の雇用形態を想像してしまう。
『七分二十四秒目へ』
異動後、痩せていく夫への心配と苛立ちを等分に抱えた由布子は、突如覚醒して。
『風が吹いたとて』
良大は妻の収入が自分のそれを上回った瞬間、妻に対しては勃起できなくなった。
『そんなの痛いに決まってる』
みのりはある夜夫と喧嘩になった。原因は、胎児の出生前診断をめぐる意見の相違。
『籤』