60歳からの「忘れる力」

嫌な気分も、他人の評価も、古い健康常識も、年齢も、気が進まない人間関係も、「○○らしさ」も……面倒なことは捨てて、好きなことだけで生きるためのヒント6060代は人生の折り返し地点。経験で培った知恵も、体力もある充実期だ。定年退職、病気、老い、親や配偶者の介護・死別など、人生の大きな出来事が集中し、ときにはピンチに見舞われることもある。同時に、認知機能が徐々に低下し、もの忘れの自覚が増えてくる時期でもある。その一方で、忘れたいような嫌な記憶にかぎっていつまでも頭に残ってしまうなど、「忘れてしまう」「忘れられない」そのどちらの悩みも増えてくるのが60代だ。この盛りだくさんの時期にこそ「忘れる力」を鍛えて、どうでもいいことを捨て、本当に大切なものを選ぶという作業が必要になる。「忘れる」ことで脳と心の新陳代謝を促し、残りの人生を充実させるためのヒントが詰まった一冊。

幻冬舎plusで関連記事を公開中！

• 人生の8割は忘れていいこと。医師・鎌田實が実践する、一番幸せな60代を迎えるための「忘れる」習慣とは？
• 『徹子の部屋』で話題！「コグニサイズ」は認知症を予防する頭の体操
• 歳をとったら友達はいらない　自分の時間を楽しむ「ソロ立ち」のすすめ
• 60歳を過ぎたら「やせて健康になる」は忘れていい　筋肉を増やす「フレイル予防」の重要性
• 「良医」に巡り会うための10箇条　高齢者医療の第一人者が教える医者の選び方
• 医師も「あの世」を信じている？ 高齢者医療の第一人者が考える死後の世界