神になりたかった男 回想の父・大川隆法

神になりたかった男 回想の父・大川隆法
神になりたかった男 回想の父・大川隆法
定価1,980円(本体1,800円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
  • 発行形態 :単行本
  • ページ数:200ページ
  • ISBN:9784344041523
  • Cコード:0014
  • 判型:四六判
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作品紹介

要領悪く、非モテ、コンプレックスの塊。
根暗な青年はなぜ「怪物」となったか!?
1000万人500億円を集めた幸福の科学の「金集め」「PR・宣伝」「人心掌握」
次期総裁候補だった長男が全て書く!

自己愛が強くて傲慢だけど、人と付き合う方法を知らず、劣等感に満ちていて傷つきやすい。
誰の中にも小さな「彼」はいる――。

2023年3月2日。

宗教法人「幸福の科学」の総裁だった大川隆法の死去の知らせが届いたのは、僕が自動車に乗って信号待ちをしているときだった。
僕はすぐに車を路肩に停めて、スマホを見た。
そこには、隆法が倒れ、その後、死んだと書かれていた。

感慨はなかった。僕は隆法と縁を切ってもう5年になる。

隆法は結局、神にはなれなかったな、と僕は思った。
つまり僕は、「神の子」にならずに済んだというわけだ。

目次(抜粋)

  1. ひとりぼっちの少年
    東大受験の失敗/「霊言」のはじまり/2つの『太陽の法』

  2. 砂上の楼閣
    TVの対談で惨敗/転機になったオウム事件/非モテからの脱却

  3. 第三の失恋
    隆法のゼロ年代/政治への進出/「神」を継ぐものたち

  4. 幸福の科学はなぜ成功したか?
    20代で月給80万円/宗教じゃなくて「オンラインサロン」

  5. 幸福の科学はなぜ失敗したか?
    デジタル音痴の隆法/時代の中でバズった幸福の科学/信者たちの未来

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