チョコレート・ヘブン・ミント

葛城キリはいつも悩まされている。恋人のハルや、妹のマユ、そしてバイト仲間のメイサがいつも気まぐれに言い放つ、あまりにも欲求に忠実な言葉に…・・。１７歳の少年がそれぞれの女性たちとの人間関係に翻弄されながら、他者と交わることで自らのアイデンティティを模索する青春小説。トリコロールシリーズ第ニ弾！。著者は１９６８年兵庫県生まれ。小社刊「シンプルライフ・シンドローム」など。