なぜ仏像はハスの花の上にすわっているのか 仏教と植物の切っても切れない66の関係
定価880円(本体800円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :単行本
電子書籍 - ページ数:232ページ
- ISBN:9784344983731
- Cコード:0000
- 判型:新書判
作品紹介
不浄である泥の中から茎を伸ばし、清浄な花を咲かせるハスは、仏教が理想とするあり方。極楽浄土に最もふさわしい花とされる。このように仏教ではさまざまな教義が植物に喩えて説かれ、寺や墓のまわりも仏教が尊ぶ植物で溢れている。球根が土砂崩れを防ぐ特性から墓地を守る花として重宝されたマンジュシャゲ、疫病を避ける物質を持つため鬼門に植えられるナンテン、神聖な花の象徴であり花の寿命が長いために墓に供えられるキク。人気植物学者が、仏教が理想とした植物の生きる知恵を楽しく解説。植物と仏教の新たな魅力に溢れる一冊。