賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか
定価858円(本体780円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :新書
電子書籍
オーディオブック - ページ数:224ページ
- ISBN:9784344984332
- Cコード:0295
- 判型:新書判
作品紹介
小売店、メーカー、消費者。悪いのは誰だ? 卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生で食べることができる。卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は 実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の期限が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国に。しかも消費者は知らずに、廃棄のコストを負担させられているのだ。食品をめぐる、この「もったいない」構造に 初めてメスを入れた衝撃の書! ◇なぜ食品企業は賞味期限をこんなに短く設定するのか ◇賞味期限が切れた頃が一番おいしい食品もある ◇毎日大量にパンを捨てているデパ地下パン屋 ◇日本は、世界全体で支援に使われる食料の約2倍もの量を捨てている ◇食品ロスの半分は家庭から出ている ◇メーカー泣かせ、食品業界の「3分の1」ルールとは?