カラス屋、カラスを食べる 動物行動学者の愛と大ぼうけん
定価902円(本体820円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :新書
電子書籍 - ページ数:256ページ
- ISBN:9784344985117
- Cコード:0295
- 判型:新書判
作品紹介
カラス屋の朝は早い。日が昇る前に動き出し、カラスの朝飯(=新宿歌舞伎町の生ゴミ)を観察する。気づけば半径10mに19羽ものカラス。餌を投げれば一斉に頭をこちらに向ける。俺はまるでカラス使いだ。学会でハンガリーに行っても頭の中はカラス一色。地方のカフェに「ワタリガラス(世界一大きく稀少)がいる」と聞けば道も店の名も聞かずに飛び出していく。餓死したカラスの冷凍肉を研究室で食らい、もっと旨く食うにはと調理法を考える。生物学者のクレイジーな日常から、動物の愛らしい生き方が見えてくる!