日銀の限界 円安、物価、賃金はどうなる?
定価1,122円(本体1,020円+税)
発売日:
※価格、発売日は紙書籍のものです。
- 発行形態 :新書
- ページ数:304ページ
- ISBN:9784344987555
- Cコード:0295
- 判型:新書判
作品紹介
2024年に日銀の限界が露呈した。
第一に日銀は、異常な円安を止めようとしなかった。
第二に株価が暴落すると、株価の動向を気にし、利上げを躊躇するようになった。
第三に、企業が賃上げを販売価格に転嫁するのを、日銀は「物価と賃金の好循環」であり、望ましいことだとしている。
しかし、これでは物価が上昇するし、物価上昇が止まらなければ、名目賃金が増えても実質賃金が増えることはない。
企業の利益は増えているのに、なぜ国民の生活は苦しくなる一方なのか?
日米トップの交代で日本経済は今後どうなっていくのか? その詳細を徹底解説。