あらすじ
人付き合いが苦手で言葉がつっかえやすいことから、転入先でも孤独な日々を送っていた心音(高三)。ある日海辺で、亡き母が大好きだった曲『やさしさに包まれたなら』をギター片手にひとりで歌っていると、見知らぬ男性に「俺と、歌ってくれんか！」と声をかけられる。慌てて逃げだした翌日、心音の前に制服姿で現れた彼は、強引に心音の手をとって駆け出す。連れていかれた先は、彼がギターを担当するバンドの練習場で――!?
友情、初恋、家族、夢……。すべての始まりは、
君だった。
7月21日発売のNew Singleには、小説を
舞台にした
『夜光』を収録！
『さよならの空はあの青い花の輝きと
よく似ていた』みあ(三月のパンタシア)
発売日:2021年7月19日 (月)
※一部地域では発売日が異なります
定価:1540円（本体1400円+税10％）
判型:四六判並製
ISBN:9784344038257
発売:幻冬舎
お知らせ
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NEW
TikTok小説紹介クリエイター・けんごさんからの感想コメントを公開しました
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幻冬舎plusでみあさん直筆サイン入り書籍の販売を開始しました ※8.3追記：販売再開しました
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書店員さんからのコメントを公開しました
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アイドルプロジェクト22/7 高辻麗さん、海乃るりさんからのコメントを公開しました
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ダイスケリチャードさんからのコメントを公開しました
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「登場人物」「あらすじ」を公開しました
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ホリエアツシさん、堀江晶太さんからのコメントを公開しました
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小説とリンクした楽曲『夜光』(7月21日発売)を動画にて一部公開しました
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特設サイトを公開しました
僕たち、私たちはこう読みました！
小説『さよ花』&楽曲『夜光』の
制作陣からの感想コメント
高校時代 文化祭に向けて先輩たちとバンドを組んだものの、3回カラオケに行っただけでしれっと終わったぼくとは大違いな物語だと思います。
（ストレイテナー）
無知で無色だった心で、鳴った小さな歌は、いつかたくさんの音と出会い響き合って、心にその色を灯す。
前よりちょっと切なさを込めて音を鳴らしたくなる、音楽を聴きたくなる、そんな気持ちになりました。
三パシの大ファン！
アイドルプロジェクト22/7さんからの
感想コメント
みあさんの書く文章の、「どうしてこんなに綺麗な表現ができるんだろう」と思うくらい美しくも、「あぁ、あるある」と感じさせてくれる親しみやすさの絶妙なバランスが大好きです。
忘れたくない景色、音、温度、色、味、青春の全部を音楽を通して伝えてくれる三パシの、正に真骨頂が詰まったお話でした。
青春とは何か分かった気がします。
キラキラとした青色、音楽、心音達の成長に胸が切なく温かくなりました。
書店員さんからの
感想コメント
昼間匠
転校生、バンド、海、放課後、屋上、そして告白
これぞ青春というキーワード満載の
青春小説の新たなスタンダード誕生
キラキラしていた人も、そうでなかった人もそして現在進行形な人も、せめて小説の中だけはマスクを外して、一度きりの忘れられない夏を彼らと一緒に楽しみませんか。
大塚真祐子
〈心音〉、物語を読み終えると、彼女の名前がまた別の意味をもって、
脳内にやさしく響く。
生命がめぐること。
音楽がつなぐもの。
2つの思いがこの物語にはひとしく存在し、それはまるで注ぎたてのサイダーのように、はじけ、混ざり、光りつづける。
どこまでものびやかで、軽やかなこの物語を読めば、きっとわたしたちの耳には、同じ歌声が聴こえはじめるだろう。
青春と呼ばれる一瞬の、いま真っ只中だという人も、とうに過ぎてしまったという人も、少しだけ息をつめて、この旋律に耳をかたむけてほしい。
そのとききっと、誰もが知るはずだ。
生きているかぎり、わたしたちはいつも、いつまでも歌うことができる。
わたしたち自身の〈心音〉にリズムをあわせて。
登場人物
- 水原 心音 高校三年生 Vo
- 人とコミュニケーションがするのが苦手。亡き母の好きだった曲をギターで歌うのが楽しみ。ひょんなことから『ayame.』のボーカルを担当することに。
- 瀬戸 千景 高校三年生 Gt
- いつも笑顔で明るいムードメーカー的存在。玄弥に声をかけてつくったバンド『ayame.』ではギターを担当。作曲もする。
- 村瀬 うみ 高校三年生 Ba
- 落ち着いた雰囲気で、実年齢よりも大人っぽく見られる。『ayame.』ではベースを担当。年上の恋人がいる。
- 高橋 玄 弥 高校三年生 Dr
- 千景の幼馴染。『ayame.』ではドラムを担当。普段はクールながらも熱っぽさも秘めている。その性格がウケるのか、モテる。
- 坂口 唯 高校二年生 Key
- 元気いっぱい娘。いつも大好きなパインアメをなめている。ピアノは相当な腕前で、『ayame.』ではキーボードを担当。
著者プロフィール
“終わりと始まりの物語を空想する”ボーカリスト「みあ」による音楽ユニット。 どこか憂いを帯びた「みあ」の歌声で紡がれるストーリーが、ときに優しく、 ときに切なく、聞き手の心に寄り添い多くの共感をよぶ。2016年6月1日にTVアニメ 『キズナイーバー』のエンディングテーマ「はじまりの速度」でメジャーデビュー。 2018年からは、みあ自らが書き下ろす小説を軸とし、“音楽×小説×イラスト”を連動 させた自主企画『ガールズブルー』をWeb上で展開。“言いたくても言えない切なさ” “素直になれない心の詰まり”を音楽に昇華し、青春期という多感な季節の揺らぎをポップに描く。 物語の世界観を表現したワンマンライブは人気を集め、2020年1月に開催した自身最大規模となる 豊洲PITでのワンマンライブのチケットは即日SOLD OUTに。最新曲「幸福なわがまま」(テレビ朝日系ドラマ「あのときキスしておけば」オープニングテーマ)配信中。7月19日には、みあ初の長編小説「さよならの空はあの青い花の輝きとよく似ていた」を幻冬舎より発売。7月21日には、小説の主題歌「夜光」を収録した両A面シングル「101 / 夜光」をリリース。いま最も注目される音楽ユニットの一つ。
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