• 2023.07.22
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愛国の精神はいかにつくられるのか?

【8/23会場&オンライン開催】畑中章宏×辻田真佐憲「関東大震災と戦前の正体」

この9月1日で関東大震災が発生から100年の節目を迎えます。7月26日に発売の幻冬舎新書『関東大震災 その100年の呪縛』では民俗学者の畑中章宏さんが、関東大震災を軍国主義への道をつくった歴史的転換点と位置付けました。

大地の揺れは、人々に過去への郷愁や土地への愛着を呼び起こし、民俗学や民藝運動の誕生、民謡や盆踊りの復興のきっかけとなりました。そしてこうした保守的な情動が大衆ナショナリズムとなり、戦争への流れと結びついたというわけです。

関東大震災がその後の100年に与えた影響に迫った本書の刊行を記念し、近現代史研究者の辻田真佐憲さんとの対談講座を開催します。

辻田さんは5月に発売された著書『「戦前」の正体』(講談社現代新書)で戦前の国威発揚の物語に迫りました。

人々の素朴な感情は、どのように愛国の精神となり、政治へと利用されていくのでしょうか? それは過去だけの話なのでしょうか? 関東大震災を軸に、そのカラクリと歴史を語り合います。

詳細・チケット購入は幻冬舎plusから