著者の東野圭吾さんから『プラチナデータ』を読んでくださるあなたへの特別メッセージです。
合理性を徹底的に重視した捜査手法を駆使する人物がいたとして、その方法によって彼が彼自身を犯人だと断定せざるをえない状況に陥ったらどうなるか。 今回の私の挑戦は、そんな難問を自分に課すことから始まりました。 ハードルをクリアしているかどうかは、読者の皆さんに判断していただきたいと思います。
1958年大阪府生まれ。大阪府立大学工学部卒業。エンジニアとして勤務しながら、85年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年『秘密』で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞を受賞。その他著書は『ナミヤ雑貨店の奇蹟』など多数。
2013年春 映画化決定! 全国東宝系にてロードショー 神楽龍平×二宮和也 浅間玲司×豊川悦司